第5回 わたしもアントラーズ応援団

県内の交通遺児 ホームゲーム招待 鹿島選手に熱い声援
 県内の交通遺児をJリーグ1部(J1)鹿島アントラーズのホームゲームに招待する「第5回わたしもアントラーズ応援団」が24日、鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムで行われ、児童や家族、関係者など約60人が第7節の鹿島-磐田戦を観戦した。

 県内各地から集まった児童らは、2万5128人が入ったスタジアムの一角に陣取り、選手らに熱い声援を送った。

 試合は、鹿島が前半に、深井選手と小笠原選手がゴールを決めリード。後半、磐田に1点を入れられたが、鹿島が2-1で勝利。参加者らはサッカー観戦を満喫していた。

 観戦は初めてという神栖町の高校生、岡根舞子さん(17)は「応援がすごいですね。深井選手がすぐに1点目のゴールをあげたのにはびっくり。こんなにすぐに入るんですね」と楽しそうに話していた。

 わたしもアントラーズ応援団は茨城新聞文化福祉事業団が主催。茨城新聞社、県、県警などが後援。2001年から実施している。

【写真説明】Jリーグ鹿島-磐田戦を観戦する「わたしもアントラーズ応援団」の参加者ら=鹿嶋市神向寺の県立カシマスタジアム
(2005年4月25日付茨城新聞掲載)

「スタジアムで見ると楽しい」 勝利に満足の笑顔
 県内の交通遺児らをJリーグ1部・鹿島アントラーズのホームゲームに招待する「第5回わたしもアントラーズ応援団」が4月24日、鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムで行われ、児童やその家族、関係者など約130人が同第1ステージ第7節・鹿島-ジュビロ磐田戦を観戦した。Jリーグを代表する両雄が激突した一戦は鹿島が苦しみながらも2-1で逃げ切り、約2万5千人の観衆に混じって応援した参加者らが勝利に酔いしれた。

 試合はいきなり序盤から動いた。鹿島は開始早々の前半1分に深井正樹選手のミドルシュートで先制。同17分にも深井選手のシュートのこぼれ球を小笠原満男選手が押し込み2点目。真っ赤に染まったサポーターズシートが大きく沸くたびに、参加者らも思わず立ち上がるなど興奮気味。

 前半を終わり、2-0。大量得点を予感させる展開に鹿島サポーターは大喜びだが、参加者の一人、神栖町、高校生、小比類巻唯さん(17)は「ジュビロは詰めが甘く、得意のサイドチェンジができていない。後半は追い上げられるかもしれない」と冷静に分析。後半、その予想が的中する。

 後半は一転して、磐田ペース。同2分に1点を返され、なおも猛攻は続いたが、鹿島はGK曽ケ端準選手を中心とした堅守で守り切り、開幕から負けなしの6勝目(1引き分け)を挙げた。

 中学でサッカー部に所属する龍ヶ崎市、野口雅浩さん(12)は「スタジアムで見ると楽しい。前半に2点入ったのがよかった」と満足そうに話した。二年続けて参加した筑西市、中学生、倉品優紀さん(13)は「前回の参加でスタジアム観戦にはまってしまい、よく応援に来ている。やはり、勝つ方が見ていで楽しい。深井さん最高」と笑顔で語った。

 「わたしもアントラーズ応援団」は茨城新聞文化福祉事業団が主催し、茨城新聞社、県、県警本部、県交通安全協会、県安全運転管理者協議会、県防犯協会、県遊技業協同組合が後援。2001年から毎年実施し、年間一、二試合、交通遺児を招待している。

【写真説明】
・アントラーズグッズを身につけ、熱心に応援した参加者たち(右)
・ハーフタイムに入り、興奮冷めやらぬ「わたしもアントラーズ応援団」の参加者たち(左)

(2005年4月27日付茨城新聞掲載)