第15回「希望の翼」(ハワイ)

常夏のハワイへ出発 一行169人、4泊6日の旅
 障害のある人たちに海外旅行を楽しんでもらう「第15回県希望の翼」(茨城新聞社、茨城新聞文化福祉事業団主催)の一行169人は26日夜、ハワイに向けて出発した。
 参加者は、県内各地から送迎バスや自家用車で午後6時に成田空港に集合。出国手続きを済ませた後、午後9時発、同10時発の飛行機に分乗し、出発した。日本とハワイの時差は約19時間。一行の到着は現地時間で27日午前9時前後になる見込み。
 ハワイでは観光やショッピング、海水浴、フラダンスのレッスン、クルージング、地元の障害者たちとの交流会などが予定されており、「常夏の島のバカンス」を満喫する。一行は日本時間の12月1日午後四時ごろ、成田着の予定。
(2008年11月27日付茨城新聞掲載)

【写真】出発前に記念撮影する希望の翼一行=成田空港第2ターミナルビル

ホノルル観光楽しむ フラダンスきれい!
 【ホノルル26日=細谷あけみ】障害のある人たちに海外旅行を楽しんでもらう「第15回県希望の翼」(団長・友末忠徳茨城新聞文化福祉事業団理事長)の一行169人は、現地時間の26日午前9時ごろ、ハワイ・ホノルル空港に到着した。
 一行は空港からホノルル市内の観光に出発し、ホノルル港のシンボル的な塔「アロハ・タワー」、日立グループのCM「この木何の木~」でおなじみの大樹(モンキー・ポッド)があるモアナルアガーデンを訪れた後、免税店でショッピング。夜はフラダンスショーやハワイアンバンドの演奏を楽しんだ。
 東海村の障害者施設「幸の実園」から参加した福田洋介さん(24)は「『日立の木』の大きさを実感できて良かった。本場のフラダンスは思っていた以上にきれいだった」と初日の感想を話していた。
(2008年11月28日付茨城新聞掲載)

【写真】フラダンスショーを見ながら初日のウェルカムディナーを楽しむ希望の翼一行=ホノルル市内のホテル

ワイキキ・ビーチ満喫
 【ホノルル27日=細谷あけみ】第15回希望の翼(団長・友末忠徳茨城新聞文化福祉事業団理事長)の一行169人は現地2日目の27日、オアフ島北側のドライブを楽しんだ。
 この日のドライブは、パイナップルで有名なドールプランテーション、古き良き時代のハワイの雰囲気が残るハレイワの町、サーフィン発祥の地ともいわれる島北側の海岸「ノース・ショア」を訪れる人気のコース。映画「ジュラシックパーク」のロケ地としても有名なクアロア牧場にも立ち寄った。
 潮来市の山口典子さん(57)は「日系人の添乗ガイドさんが移民の苦労や戦争の話もしてくれて、観光だけではない経験ができた。今日はワイキキの浜辺にも行き、約30年ぶりで海に入った。すごく気持ちよかった」と話していた。
(2008年11月29日付茨城新聞掲載)

【写真】滞在ホテルの前は世界中から観光客が集まるワイキキ・ビーチ。歩くだけでも楽しい

フラで交流深める 地元テレビ局も取材
 【ホノルル28日=細谷あけみ】第15回希望の翼(団長・友末忠徳茨城新聞文化福祉事業団理事長、169人)は3日目となる二十八日、フラダンスレッスン、海水浴、ディナークルーズなどで交流を深めた。
 午前中は滞在ホテル近くの公園で、4つの班ごとにプロのダンサーからフラダンスの基本を教わった。レッスン中、地元テレビ局から取材の申し込みを受け、一行はサービス精神たっぷりに取材陣の注文に応じていた。
 午後のフリータイムは海水浴、観光などで英気を養い、夜はディナークルーズで料理やハワイの夜景を楽しんだ。
 ひたちなか市の草地よし江さん(59)は「ハワイは初めてだが、海の青さにびっくりした。毎日、なかなかできない体験を重ねながら皆さんと直接触れ合うことが楽しい」と話した。
(2008年11月30日付茨城新聞掲載)

【写真】プロのダンサーを招いて行われたフラダンスのレッスン=ホノルル市内のカピオラニ公園

ハワイ最後の夜楽しむ
【ホノルル29日=細谷あけみ】第15回県希望の翼(団長・友末忠徳茨城新聞文化福祉事業団理事長、169人)の一行は29日、世界有数の規模を誇るショッピングセンター「アラモアナ・センター」で買い物を楽しんだ。夜は宿泊先のホテルで「さよならパーティー」が開かれ、歌やダンスを披露し合って大いに盛り上がった。
 パーティーでは各班がそれぞれ秘密に練習を重ねた出し物をステージで発表した。一班はソーラン節を歌い踊り、二班は日立グループのCMソング「この木なんの木~」の替え歌・希望の翼バージョンを合唱。三班は手品や「幸せなら手をたたこう」などの歌を、鳴り物を使ってにぎやかに披露し、四班は豊かな表情でフラダンスを踊った。
 パーティーは希望の翼恒例の全体ダンスで最高潮に。参加者一体となってハワイ最後の夜を楽しんだ。
 一行は日本時間の1日午後4時ごろ、成田空港着の予定。
(2008年12月1日付茨城新聞掲載)

【写真】各班が趣向を凝らした出し物を披露した「さよならパーティー」=ホノルル市内のホテル

参加169人、元気に帰国 「来られて良かった」
 障害のある人たちに海外旅行を楽しんでもらう「第15回県希望の翼」(団長・友末忠徳茨城新聞文化福祉事業団理事長、169人)の一行はハワイ4泊6日の日程を終えて1日夕、成田空港に元気に帰国した。
 城里町の加藤つぎ子さん(70)は、娘の市村文子さん(42)=同=の勧めで一緒に参加。車いすを使う加藤さん付きのボランティアとして市村さんの友人、金井由美子さん(48)=水戸市=も同行し、2人をサポートした。
 「就職してすぐ海外旅行に連れて行きたかったが、母の病気や私の子育てなどで今になってしまった。来られて良かった」と市村さん。加藤さんは「楽しく過ごすことができた。ハワイの景色は素晴らしかったし、最終夜のさよならパーティーも思い出深い」と笑顔で話した。
(2008年12月2日付茨城新聞掲載)