第6回 わたしもアントラーズ応援団
交通遺児らサッカー観戦 迫力プレーに歓声
■カシマスタジアム 鹿島-大宮戦
県内の交通遺児をサッカー・Jリーグ一部(J1)の鹿島アントラーズのホームゲームに招待する「第六回私もアントラーズ応援団」が二日、鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムで行われ、児童やその家族、関係者など約七十人が第六節の鹿島-大宮戦を観戦した。
小雨がちらつく中、一行はバックスタンド指定席から選手に声援を送った。試合は前半にDF岩政大樹選手とMF小笠原満男選手のゴールで二点を先制。後半、大宮に一点を返されたが、2-1で勝利した。参加者らは間近で繰り広げられる迫力あるプレーに、大きな歓声を上げていた。
水戸市石川、小学四年、荒井俊介君(9つ)は「深井正樹選手を応援している。今日は先発メンバーで見られてうれしかった」と話していた。
私もアントラーズ応援団は二〇〇一年から始まり、茨城新聞文化福祉事業団主催。県と県警本部、県安全運転管理者協議会、県防犯協会、県遊技業協同組合、サテライトしおさい鹿島などが後援している。
【写真説明】 県内の交通遺児らが観戦し、選手に熱い声援を送った「私もアントラーズ応援団」=鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアム
(2006年4月3日付茨城新聞掲載)