民話集とビデオ 県内846校に寄贈

 茨城新聞文化福祉事業団(理事長・友末忠徳茨城新聞社長)は二日、県内の昔話を集めた本「茨城の民話」またはビデオ「さよなら日立電鉄線」を県教委を通じ県内の全小中学校と全特殊教育諸学校計八百四十六校に寄贈した。
 「茨城の民話」の「女化(おなばけ)ぎつね」など全三冊は、小学校五百八十校と、養護学校などの特殊教育諸学校二十一校に贈呈。「さよなら日立電鉄線」は中学校二百四十五校に寄贈した。
 友末理事長が同日、県庁を訪れ、川俣勝慶県教育長に目録を手渡した。川俣教育長は「読解力が大切として読書に力を入れているところ。本県は他県に比べ子どもたちの朝の読書活動も盛ん。新年度から活用したい」と話していた。

(2006年3月3日付茨城新聞掲載)

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