《希望の翼24》色鮮やか、歴史を体感 バンコクの寺院巡る

 障害のある人に海外旅行を楽しんでもらう「第21回希望の翼」(茨城新聞社、茨城新聞文化福祉事業団主催)の一行81人は9日、バンコク市内に点在する寺院を見学し、色鮮やかな装飾と歴史を肌で感じた。

 旅行2日目の8日には、首都の北にある世界遺産のアユタヤ遺跡群を見学。夜はクルーズ船に乗り、バンコクの夜景を楽しんだ。

 9日はバンコク市内にある三大寺院の一つ「ワット・アルン」などを巡り、華やかな装飾に包まれた寺で歴史の深さを体感していた。昼食はタイの鳥丼カオマンガイに舌鼓を打った。

 寺院で巨大な黄金の涅槃(ねはん)像を見た日立市のボランティア、和田孝子さんは「あんなに大きいと思っていなかった。足の裏に描かれているお経が印象的だった。見に来られてよかった」と話した。

 夜には10日の帰国を前にさよならパーティーが催され、タイの鍋料理「タイスキ」とともに、参加者らが交流を一層深めた。

コメントを残す