《希望の翼24》タイ到着 交流深める 81人、異文化を堪能
障害のある人に海外旅行を楽しんでもらう「第21回希望の翼」(茨城新聞社、茨城新聞文化福祉事業団主催)の一行81人は7日、期待を胸に、羽田空港からタイへ出発した。
障害者とその家族、ボランティアなどが参加した。午前8時ごろ、県内各地から送迎バスで空港に集合し、出国手続き後、現地へ向かった。到着後は夕食を味わいながら参加者同士の交流を深め、民族舞踊を鑑賞し、現地ならではの雰囲気を堪能した。
旅行は同日から10日までの3泊4日の日程。観光施設で食事を楽しみ、タイを代表する寺院「ワット・アルン」などバンコク市街の名所・観光地を巡る。
石岡市の障害者支援施設はーとふる・ビレッジの島田和樹さん(38)は初の海外旅行に「とにかく楽しみでいっぱい」と笑顔で話した。