希望号 ボランティアら研修 水戸で結団式
障害のある人たちに旅行を楽しんでもらう「第19回希望号」(茨城新聞社・茨城新聞文化福祉事業団主催)の結団式とボランティア研修会が14日、水戸市笠原町の県開発公社ビルで開かれた。約40人が集まり、参加者同士で交流を深めながら、日程や車椅子の使い方などを確認した。
希望号は海外旅行の「希望の翼」と1年おきに開催していたが、新型コロナウイルス禍で中断が続いていた。
4年ぶりに再開となり、同事業団の小田部卓理事長は「楽しい旅行にするため、皆さんの協力をお願いする」とあいさつした。
研修会ではボランティア歴約50年の加藤和彦さん(70)が、車椅子の折りたたみ方や段差を乗り越える方法などを指導した。
希望号は11月12日から2泊3日の予定で、大阪府のテーマパークや、兵庫県の南京町などを訪れる。約100人が参加予定。